暑さのピークもおさまり、少しずつ秋の空気になってきました。二十四節気では、9月8日頃から秋気が進んでいくとされています。晩は冷えるようになり、朝になると草花や木に朝露が宿ります。
白露を越えると昼夜の長さがほぼ同じになり、秋分へと向かっていきます。いよいよ秋めいてきますね。
これからの時期は、肺の養生が大切になります。
肺は、呼吸器系や皮膚、大腸などと深く関係しています。肺が渇くと咳が出やすくなったり、鼻の不調、肌トラブルや便秘などが起きやすくなります。
まずは、体が乾燥しないよう、食べ物の力を借りて中から潤しましょう。
身体の内側から潤いをアップさせてくれるので、肌荒れ予防や粘膜への潤いのサポートになります。
まだの暑さが残る時は、辛味などをとりすぎて汗をかくとさらに体が潤いを失ってしまうので気をつけましょう。
日本は四季それぞれに特徴があり、人間の身体は常に外部の要因に影響を受けます。そのため体調には必ず波があります。
鍼灸治療で不調が改善しラクに感じる日が増えてきたら、次は日常でできる養生が大切です。良い状態を維持するために、自分の身体と上手に付き合うための方法を少しずつでもお伝えしていけたらと思います。
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